- 内臓脂肪を減らすサプリについて知っておきたいこと!
- 1. そもそも「内臓脂肪」とは?
- 2. 内臓脂肪を減らすにはどんなサプリメントがいいの?
- 3. 人気成分「ブラックジンジャー」について
- 4. まとめ
最近ウエストまわりが気になるという方は、知らないうちに内臓脂肪がついてしまっているかもしれません。
内臓脂肪は動脈硬化がすすむ原因となるため、食生活の改善や運動を取り入れて減らしていく必要があります。
しかし「運動をしても、以前のように効果が出ない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、内臓脂肪を減らす作用のあるサプリメントをプラスしてみるのもおすすめです。
今回は、内臓脂肪やおすすめのサプリメントについて解説します。人気成分のブラックジンジャーについても詳しくご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
そもそも「内臓脂肪」とは?
まずは、内臓脂肪とはそもそも何なのか、なぜ減らす必要があるのかを解説していきます。
内臓脂肪とは体脂肪のひとつで、お腹の中の腸まわりにつく脂肪のことです。体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があり、それぞれ次のような特徴があります。
<体脂肪それぞれの特徴>
内臓脂肪・・・腸のまわりにつく、外見からはわかりにくい、心臓病などを引き起こす、比較的男性に多い
皮下脂肪・・・皮下組織につく、外見でわかりやすい、睡眠時無呼吸症候群などを引き起こす、比較的女性に多い
上記の特徴からも分かるように、内臓脂肪は蓄積したとしても外見から判断しにくいため、内臓脂肪型の肥満を「隠れ肥満」と呼ぶことがあります。肥満の判定に通常用いるBMI(ボディ・マス指数)が25未満のふつう〜やせ体型の場合でも隠れ肥満になることがありますが、普段の生活ではなかなか気がつきにくいのが特徴です。
隠れ肥満になると、動脈硬化の原因となる生活習慣病(脂質異常症・糖尿病・高血圧など)を防ぐアディポネクチンというホルモンの分泌が少なくなります。その結果、生活習慣病によって動脈硬化がすすみ、心臓病や脳卒中などの命に関わる病気になってしまうこともあるのです。
ちなみに、健康診断や40歳から受ける特定健診でのウエスト測定は、内臓脂肪が蓄積しているかどうかを簡易的に判定しており、男性だとへそ周り85cm以上、女性だと90cm以上の場合に、内臓脂肪が蓄積している(内臓脂肪面積100cm2以上)可能性があると判断されます。
この内臓脂肪の蓄積に加えて、高コレステロール・高血圧・高血糖の3つのうち2つ以上を満たした場合は「メタボリックシンドローム(通称:メタボ)」と診断されます。 メタボは動脈硬化による心臓病や脳卒中になるリスクが高い状態と言えるため、早めの対策が必要です。診断されたら放置せず、なるべく早く受診しましょう。
現代の日本人は、食事内容の変化により隠れ肥満になる人が多いと考えられています。また、日本人をはじめとした東アジア人は、とりすぎたエネルギーを皮下脂肪にためる容量が欧米人に比べて少なく、内臓脂肪が蓄積しやすいと言われているため注意が必要です。
内臓脂肪を減らすにはどんなサプリメントがいいの?
内臓脂肪は目に見えるものではないため「内臓脂肪を減らすにはどうすれば良いの?」「何を目安にして内臓脂肪を減らせば良いかわからない」と感じる方も多いでしょう。
結論からお伝えすると「以前より体重が増えて、内臓脂肪が気になる」という方は、現在の体重から3kg減量させることを目標にしていくのがおすすめです。
実は近年の研究結果から、内臓脂肪は体重減少によって効率的に減らせ、アディポネクチンの分泌を正常に戻せる可能性があるということがわかりました。
体重を健康的に減らすには、食事量を適正にして運動をすることにより、消費カロリー>摂取カロリーの状態にする必要があります。そのため、以下のことに気をつけて生活することをおすすめします。
・有酸素運動や筋肉トレーニングを無理のない範囲で継続する
・脂っこい食事や間食を減らす
・食事を抜くなど極端な食事制限はしない
・低脂肪で高たんぱくな食材を取り入れる
また、食事の改善や運動を取り入れたうえで、内臓脂肪を減らすはたらきのあるサプリメントをプラスしてみるのも良いでしょう。
現在販売されているサプリメントの中で、内臓脂肪を減らすと言われているものには次のような成分が含まれています。
・茶カテキン
・コーヒーポリフェノール
・ケルセチン配糖体
・難消化デキストリン
・葛の花由来イソフラボン
・酢酸
・ラクトフェリン
・ブラックジンジャー
これらの成分は消費エネルギーの増加や摂取エネルギーを減少させて、消費カロリー>摂取カロリーの状態にしたり、脂肪を分解する酵素の活性を高めたりすることにより内臓脂肪を減らすサポートをしてくれます。
ただし、サプリメントはあくまで食品で、たくさん摂取すれば効果が出るというわけではありません。1日の目安量をきちんと守って飲むようにしましょう。
人気成分「ブラックジンジャー」について
上記でご紹介したとおり、体重や内臓脂肪を減らすサプリメントの成分はたくさんあります。
そこで今回は、さまざまなサプリメントに使われている人気成分「ブラックジンジャー」について詳しく見ていきましょう。
ブラックジンジャーは主にタイ国で栽培される植物で、日本では「黒しょうが」または「黒ウコン」と呼ばれています。見た目は普通のしょうがですが、断面は紫がかった黒色をしています。
ブラックジンジャーには、一般のしょうがには含まれていない「ポリメトキシフラボン」という成分が含まレているのが特徴です。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンはポリフェノールの一種で、日常生活におけるエネルギーを消費しやすくし、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方や肥満気味の方のお腹の体脂肪(内臓脂肪・皮下脂肪)を減らすはたらきがあります。
さまざまなハーブで有名なタイ国では、ブラックジンジャーのことをクラチャイダム(クラチャイ:しょうが、ダム:黒)と呼び、経済振興策に有用な食材として「プロダクトチャンピオン」に認定されています。 日本ではサプリメントに配合され、内臓脂肪やお腹の脂肪を減らしたい方に人気のある成分です。
・内臓脂肪が気になってきた
・ウエストのボタンがきつい
・ウエストがゴムの服を選ぶようになった
・あの頃のウエストを取り戻したい
・運動だけでは満足できない
・運動習慣のモチベーションを上げたい
このような方は、食生活の改善や運動習慣のサポートにブラックジンジャーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、意外と知らないことも多い内臓脂肪と、内臓脂肪を減らすサプリメントについて解説しました。
内臓脂肪がついているかどうかは見た目でわかりにくく、知らないうちに隠れ肥満になっていることもあります。隠れ肥満は、放っておくと生活習慣病や動脈硬化をすすめて、心臓病や脳卒中などのリスクを高めてしまうため注意が必要です。
内臓脂肪を減らすには食事の改善や運動が欠かせませんが、効果がなかなか感じられないという方は、サプリメントをプラスで取り入れてみることをおすすめします。
最近人気の成分であるブラックジンジャーには、気になるお腹の内臓脂肪を減らすポリメトキシフラボンが含まれています。日常生活における脂肪消費を高めたい方は、ブラックジンジャーのサプリメントを一度試してみてはいかがでしょうか。
※本記事は薬剤師監修のもと作成しております
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